株式会社KICOシステムズ(本社:東京都千代田区)は2023年10月より、PCモニター不正撮影防止ソリューション「ScreenChaser」にオプション機能として目に見えない透かし「InvisibleWatermark」を追加実装し提供を開始しました。
KICOシステムズは従来より販売しておりましたモニター透かしソリューション「ScreenChaser」のオプション機能として目に見えない透かし「InvisibleWatermark」機能を追加実装し販売を開始しました。
ScreenChaserはリモートワーク増加に伴う端末からの情報漏洩防止ソリューションとして数多くの企業に導入頂いております。
新機能のInvisibleWatermarkイメージ
出社時はスマートフォンを持込禁止にしたり監視カメラを設置するなど物理対策が可能です。
一方リモートワークではネットワークを監視したり、ポートへの外部接続を検知したりする不正には技術的な対策が可能ですが、モニターに表示された情報をスマートフォンやデジタルカメラで不正撮影するリスクに対しては規定やルールによる人的対策に頼っていました。
リモートワークの広がりでモニター不正撮影への対策が広がりました
ScreenChaserは画面に固有情報を含むWatermark(透かし)を表示する事によってリモートワークの環境でもモニター撮影を防止する心理的抑止効果を発揮し、万が一の情報流出時の流出元特定を可能にする製品です。
IPアドレスや現在時刻などを透かしに表示し抑止牽制する
従来のScreenChaserは画面にWatermark(透かし)を肉眼で見える最適な濃さで表示を行っておりましたが作業の妨げになるなどの意見も聞かれました。
Excelに透かしが入った状態
特定アプリに透かしが入った状態
webブラウザに透かしが入った状態
今回リリースしたInvisibleWatermarkは「目に見えない透かし」となり作業の妨げにならず下記のような特徴があります。
- 不正撮影された際の透かしの隙間という死角を克服します。
- 画面全体にセキュリティコードがパターン状にレイヤードされ作業に支障をきたしません。
- 画面内の任意の部分において20×20(mm)の最小面積が撮影されている限りセキュリティコードを検出することが出来ます。
- セキュリティコードの検出に特化した専用ツール(アプリ)を提供致します。
目に見えない透かしを専用ツールで読取るとセキュリティコードが取得できる
管理者ツールで取得したセキュリティコードを入力すると流出元を追跡できる
実際にInvisibleWatermark透かしが入った画面とそうでない画面の比較
今回のプレスリリースでご紹介したScreenChaser及び新機能のInvisibleWatermarkは2023年10月25日(水)~27日(金)まで開催される第13回情報セキュリティEXPOに出展致します。
ブース番号は31-40となります。
当日は実機による説明が可能でお客様のご相談に営業・技術担当がお答えします。
是非ご来場ください。
招待用バッジ登録は下記URLから可能です。
https://www.japan-it.jp/autumn/ja-jp/register.html?code=0858963301994793-LN5